ノーリツ、50年脱炭素へ削減目標を引上げ 30年に向け累計700億円投資

湯まわり設備メーカーのノーリツ(兵庫県神戸市)は2月14日、全世界で脱炭素への対応が加速していることを受け、2030年・2050年までのCO2削減目標を改定した。2030年目標は、国内事業所で50%削減(2018年比)、国内で製造・販売する製品使用時について30%削減(同)に上方修正する。さらに、2050年に海外を含む事業所・製品による排出量を実質ゼロ化する新たな目標を掲げた。
給湯で使用するエネルギーは家庭全体で使用するエネルギーの29%を占める。給湯機器を製造・販売する同社グループ(国内)の製品と事業活動で排出するCO2は約1,834万トン。これは日本全体で排出されるCO2年間排出量約11.49億トンの1.6%に相当するという。CO2削減目標の改定により、次世代型給湯機の開発とカーボンニュートラルガスや水素等の活用を踏まえた対策など、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みをさらに加速させる。
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