住友林業、英で木造の環境配慮型オフィス開発 60年間「ネットゼロ」

  • 印刷
  • 共有
(出所:住友林業)
(出所:住友林業)

住友林業(東京都千代田区)は2月14日、英国の不動産開発業者Bywater Propertiesと合弁会社を設立し、ロンドンで木造6階建て環境配慮型オフィス開発事業に参画すると発表した。建物の竣工時点でカーボンネガティブを見込んでおり、建物使用時の炭素排出量を加算しても約60年間ネットゼロカーボンを実現するという。総事業費は約4800万GBP(約74億8800万円)。2024年の完成を目指す。

同事業は、建物建築時(建材の原材料調達・製造・建築・解体などの過程)の炭素排出量(エンボディード・カーボン)を、英国で一般的な鉄筋コンクリート造と比較して約80%削減するとともに、木材の炭素固定量をオフセットする。これにより竣工時点にカーボンネガティブの試算となる、先進的な取り組みだとしている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事