NEXCO中日本、環境配慮型コンクリートの導入を推進 技術情報を募集

  • 印刷
  • 共有
コンクリート製造時のCO2排出量イメージ図 セメントの70%を産業副産物に置換した場合(出所:NEXCO中日本)
コンクリート製造時のCO2排出量イメージ図 セメントの70%を産業副産物に置換した場合(出所:NEXCO中日本)

NEXCO中日本(愛知県名古屋)は3月23日、コンクリート製造時のCO2排出量を削減することが可能な「環境配慮型コンクリート」の導入推進に向けた取り組みを開始すると発表した。同日、企業・大学などから、同コンクリートの性能や品質管理に関する技術情報の募集を開始した。

同社が進める高速道路事業はコンクリート材料を多く使用する。コンクリートの材料であるセメントの製造過程では多量のCO2が排出される。建設業界では昨今の温室効果ガス削減の動きを受けて、環境配慮型コンクリートの研究開発が進んでいる。同社の工事では、塩害対策などを目的にJISで規定された混合セメント(高炉セメント、フライアッシュセメントなど)を使用したコンクリートを採用しており、CO2排出量の削減にも寄与しているが、さらに温室効果ガス削減を推進していくためこの取組みを行うこととした。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事