前田建設ら4社、愛媛で5万kWの木質バイオマス発電所を建設へ

前田建設工業（東京都千代田区）、石油資源開発（同）、四電ビジネス（香川県高松市）、新光電装（同・丸亀市）の4社は3月24日、愛媛県大洲市で、木質バイオマス発電事業（出力約5万kW）を共同で実施すると発表した。2022年6月に着工し、2024年8月に営業運転を開始する予定だ。

同発電所は、大洲市長浜地区の工業団地内約2.57万平方メートルの敷地に建設する。燃料は海外から輸入する木質ペレット100％（年間約20万トン）を使用する。年間約3.5億kWhの発電を見込んでおり、再生可能エネルギー固定価格買取制度（FIT）を利用し、発電する電気の全量を四国電力送配電（香川県高松市）へ売電する。売電単価は24円／kWh。