国交省、下水道の「グリーンイノベーション」実現へ6技術を採択

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

国土交通省は3月28日、下水道のグリーンイノベーションに向けて、2022年度に取り組む6件の技術実証・応用研究を採択したと発表した。「B-DASHプロジェクト(下水道革新的技術実証事業)」として、明電舎らによる下水エネルギー回収技術に関する実証事業など2件を、「下水道応用研究」では、大阪ガスらによる水素と廃棄バイオプラスチック分解物の消化槽への添加によるバイオメタン増量技術など4件を採択した。

同事業は1月から民間企業や研究機関を対象とした公募を行い、今回、学識経験者、地方公共団体等から構成される委員会で審査を行い、6技術の採択が決定した。同省は「下水道が脱炭素社会の実現に率先して貢献するためには、施設整備から維持管理に至るすべての省・創・再エネ化や資源利用を図る技術開発が必要」との考えから、2022年度は、最初沈殿池での高効率エネルギー回収システムの技術実証を行うほか、他分野で実用化されている新技術の下水道施設への応用研究などを行う。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事