KDDIら、サーバーを液体冷却 コンテナ型データセンターで消費電力4割減

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コンテナ型スモールデータセンター(出所:KDDI)
コンテナ型スモールデータセンター(出所:KDDI)

KDDI(東京都千代田区)、三菱重工業(同)、NECネッツエスアイ(東京都文京区)は3月29日、液体でサーバーなどのIT機器を冷却する「液浸冷却装置」を活用し、データーセンターを小型コンテナに収容して稼働させる実証実験の結果を発表した。従来型のデータセンターと比較して43%の消費電力削減と、エネルギー効率PUE1.07のコンテナ型スモールデータセンターを実現したとしている。

3社は、この実証のコンテナの中で稼働させた液浸冷却装置について、大規模なデータセンターへの導入に向け、4月1日からKDDI小山テクニカルセンター(栃木県小山市)での試験運用を開始する。また、KDDIにおいては2024年度中に液浸冷却装置の商用提供を目指す。

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