三菱重工エンジとトクヤマ、セメント製造におけるCO2回収実証試験を実施

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実証試験に用いる小型CO2回収装置(出所:三菱重工エンジニアリング)
実証試験に用いる小型CO2回収装置(出所:三菱重工エンジニアリング)

三菱重工エンジニアリング(MHIENG/神奈川県横浜市)とトクヤマ(山口県周南市)は3月29日、セメント製造時に排出されるCO2回収技術の検証のため、共同実証試験を実施すると発表した。期間は6月から9カ月間の予定で、稼働中のセメントプラントにおける実証試験はMHIENGにとって初めての試みとなる。

今回の実証試験は、山口県周南市にあるトクヤマの既設セメントプラントにおいて、MHIENG独自のCO2回収技術を活用し、排ガスからCO2回収を行うもの。長期連続運転の信頼性評価を行うとともに、回収した不純物などのデータを分析し、セメントプラントにおける最適なCO2回収技術の適用性を検証する。

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