電中研ら、CO2排出量を約7割削減するコンクリートの普及へ研究会発足

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電力中央研究所は3月28日、CO2排出量の削減に貢献できる次世代コンクリート「EeTAFCON(イータフコン)」の技術開発と普及を目的に、中川ヒューム管工業(茨城県土浦市)などコンクリート製品会社らとともに研究会を発足した。イータフコン製コンクリート製品の開発・普及を通じた、建設業界からのCO2排出削減を目指す。

電力中央研究所と中川ヒューム管工業は、フライアッシュなどの産業副産物を主原料とするイータフコンを共同で開発し、プレキャスト製のコンクリート製品として社会実装を進めてきた。イータフコンは従来のポルトランドセメントコンクリートと比較してCO2排出量を約70%削減できるという。

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