家庭のCO2排出量、20年度は前年度比5.9%増加 コロナ禍で生活が変化

環境省は3月29日、2020年度「家庭部門のCO2排出実態統計調査」の結果(確報値)を取りまとめ公表した。世帯当たりの年間CO2排出量は2.88t-CO2で前年度から5.9%増加した。この要因を分析すると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う生活の変化による増加等が挙げられる一方で、省エネの進展等による減少もあったと試算された。
電気の使用によるCO2排出量は66.2%
2020年度の世帯当たりの年間CO2排出量(電気、ガス、灯油の合計)は2.88t-CO2 。このうち、電気の使用によるCO2 排出量がエネルギー種別で最大の65.3%を占めている。
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