小田急、特急ロマンスカーを全26編成を「ゼロカーボン」で運行 27年まで

  • 印刷
  • 共有
特急ロマンスカー・GSE(70000形)(出所:小田急電鉄)
特急ロマンスカー・GSE(70000形)(出所:小田急電鉄)

小田急電鉄(東京都新宿区)は2022年4月1日から、特急ロマンスカー全26編成を、走行によるCO2排出量を実質ゼロにした「ゼロカーボン ロマンスカー」として運行する。対象区間は小田急線全線と箱根登山線の小田原駅~箱根湯本駅。期間は2027年9月30日まで。

今回、東京都によるキャップ&トレード制度(C&T制度)で創出されたCO2超過削減量を活用し、ロマンスカー走行によるCO2排出量をオフセットする。C&T制度の対象事業所である小田急百貨店新宿店本館ビルをはじめとする7拠点で、2010年度から2014年度までに排出量削減努力により創出したCO2超過削減量(都が定める削減義務率による削減義務量を上回って削減した分)43,188t‐CO2を使用する。2015年度から2019年度に創出したCO2超過削減量分の29,002t‐CO2については、別途活用方法を検討するという。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事