経産省「GXリーグ基本構想」に440社賛同 今秋の実証・23年稼働へ

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将来の量を調整する仕組みに向けての準備としてのGXリーグの位置づけ(出所:経産省)
将来の量を調整する仕組みに向けての準備としてのGXリーグの位置づけ(出所:経産省)

経済産業省は4月1日、企業がカーボンニュートラルに向けて、自主的に掲げた目標値を達成するための自主的な排出量取引を行う枠組みとなる「GXリーグ」の基本構想に対し、440社の賛同表明を得たと発表した。4月以降、賛同企業とともに本格稼働に向けた議論を進め、2022年秋以降に、カーボン・クレジット市場も含む実証事業を実施しつつ、2023 年度中にGXリーグを本格稼働する予定だ。

全賛同企業のCO2排出量について、3月に公表された温対法に基づく算定・報告・公表制度による2018年度の公表数値で試算すると、総計で約3億2千万トン、となり、これは日本全体の排出量の約28%、産業・業務・エネルギー転換部門の排出量の約38%を占める。

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