積水化学、欧州・ガラス中間膜原料生産工場に再エネ100%電力を導入

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オランダ原料工場の外観(出所:積水化学)
オランダ原料工場の外観(出所:積水化学)

積水化学工業(大阪府大阪市)は4月14日、同社100%子会社で合わせガラス用中間膜の製造・販売を手掛けるSEKISUI S-LEC(オランダ)が、原料樹脂生産工場(オランダ原料工場)で外部から購入する電力を、2022年からすべて再生可能エネルギーに転換したと発表した。これによりオランダSEKISUI S-LEC全工場で、購入電力の再エネ100%調達を実現したという。

中間膜は、ガラスの貫通・飛散防止や紫外線カットのため、自動車や建築用の合わせガラスに使用されているフィルム。中間膜事業では、主な顧客であるガラスメーカーや、社会からの要請が強い欧州から脱炭素の取り組みを開始し、グローバルでの調達エネルギーのグリーン化を目指してきた。オランダSEKISUI S-LECの生産(製膜)工場がいち早く取り組みを進め、2020年4月に購入電力の再エネ100%調達を開始した。

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