20年度最終エネルギー消費、前年度比6.7%減　再エネは8年連続増

資源エネルギー庁は4月15日、各種エネルギー関係統計などをもとに、2020年度の総合エネルギー統計確報を作成し、エネルギー需給実績を公表した。最終エネルギー消費は前年度比6.7%減、一次エネルギー国内供給は、前年度比6.1%減だった。一次エネルギー国内供給は、前年度比6.1%減。化石燃料は7年連続で減少。再生可能エネルギー（水力含む）は8年連続で増加が続く一方、原子力は2年連続減少した。

発電電力量は前年度比2.0%減（1兆8億kWh）で、非化石電源の割合は23.7%で前年度比0.7%ポイント減少した。また、エネルギー起源CO2排出量は、前年度比5.9%減、2013年度比21.7%減で7年連続減少し、9.7億トンとなり10億トンを下回った。電力のCO2原単位（使用端）は、前年度比0.3%改善し、0.47kg−CO2／kWh。