神戸製鋼、CO2排出量実質ゼロの高炉鋼材を商品化 22年度に販売

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神戸製鋼所(兵庫県神戸市)は5月17日、高炉工程におけるCO2排出量を大幅に削減した低CO2高炉鋼材「Kobenable Steel」を商品化したと発表した。CO2削減効果を特定の鋼材に割り当てる「マスバランス方式」を用い、トン当たりのCO2排出量削減率100%の「Kobenable Premier」と、同50%(従来比)の「Kobenable Half」の2種類を販売する。

商品化にあたっては、ISO20915に準拠して計算を行い、CO2削減効果を算出した。計算方法とその結果については英国の認証サービス機関であるDNV BUSINESS ASSURANCE SERVICES UK LIMITED(DNV社)から第三者認証を取得。同鋼材の販売にあたっては、購入者にDNV社が発行する第三者認証書と、同社が発行する低CO2鋼材証明書を渡す。なお、販売量には上限がある。

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