WWA最新レポート、「気候変動により台風19号の被害は40億ドル増加」
World Weather Attribution(WWA)は5月18日、気候変動に関する最新の研究結果をまとめ、2019年10月の台風19号(台風ハギビス)による極端な降雨は、人為的な気候変動によってその可能性が67%高まったこと、気候変動の影響によって暴風雨による被害は40億ドル(約5160億円)増加したことが明らかになったと発表した。日本の極端な気象現象について、気候変動に起因する被害を計算する研究は今回が初めて。
台風ハギビスは、日本史上最も大きな被害をもたらした暴風雨のひとつで、1日あたりの降水量は1976年に信頼性の高い観測が始まって以来最高の240mm以上。被害額は世界史上2番目に大きい西太平洋台風となった。
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