横河電機、廃棄物・バイオマス発電所向けの効率改善技術をもつ欧州企業を買収

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横河電機(東京都武蔵野市)は5月25日、廃棄物・バイオマス発電の効率改善ソリューションを提供するデュブリックス・テクノロジー社(デンマーク)の全株式を取得したと発表した。同社の制御・監視・設備保全のシステムに、デュブリックス社の燃焼効率改善技術やボイラー健全化のための製品が加わることで、廃棄物・バイオマス発電プラントの効率改善、利益率向上のためのソリューションを提供することが可能になるという。

廃棄物・バイオマス発電は、ごみやバイオマス燃料の燃焼で生じた熱を利用してボイラーで蒸気を作り、蒸気タービンで発電機を回すことで発電する。燃料の成分や水分量が一定ではないため燃焼が安定せず、蒸気の発生量の変動幅が大きい。安定した電力供給のためには蒸気量を一定に保つ高効率の燃焼制御が有効となる。

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