【米国】西海岸初、カリフォルニア沖で洋上風力発電リース権販売へ　意見募集

米国内務省は5月26日、バイデン＝ハリス政権が推進するクリーンエネルギー経済への取り組みとして、カリフォルニア州沖の2地域における洋上風力発電のリース権を販売すると発表した。同月31日からは売却通知案（PSN）のパブリックコメントを開始。実現すれば、米国西海岸では初めての洋上風力発電リース権の販売となる。

PSNによると、2つの風力エネルギーエリア内に最大5つのリースエリアが含まれている。リース候補地は合計約37万エーカー（約1500km²）ほどの広さで、4.5GW以上の海上風力エネルギーを生み出し、住宅150万戸以上に電力を供給し、数千人規模の新規雇用を創出する可能性を持っているという。