ヤマハ、エンジン排熱で「熱電発電」 ガソリン車のCO2排出量削減を実証

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(出所:ヤマハ)
(出所:ヤマハ)

ヤマハ(静岡県浜松市)は5月30日、住友商事パワー&モビリティ(東京都千代田区)と共同で、自動車排気ガスの熱エネルギーから発電を可能にする排熱発電ユニットの車両実証試験を実施し、同ユニットの車両CO2排出量削減に対する有効性を実証したと発表した。

今回の実証試験では、FEV Europe(ドイツ)に業務委託し、排熱発電ユニットと降圧コンバーターからなるシステムの車両搭載、シャシダイナモ上での台上試験を実施した。欧州WLTPモード走行時で実測1.9%(3.9g/km)のCO2排出量を削減し、さらに同ユニットの車両搭載位置を最適化することで最大3.1%(6.4g/km)のCO2削減効果が期待される結果を得た。

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