NTTデータら、分散型再エネ情報を収集・可視化・分析する実証実験を開始

NTTデータ（東京都江東区）、日新システムズ（東京都千代田区）、ネクステムズ（沖縄県浦添市）の3社は5月31日、太陽光発電・蓄電池・電気自動車（EV）などの「分散型再生可能エネルギー電源」の情報を収集・可視化・分析する情報流通基盤に関する実証実験を、沖縄県宮古島で行うと発表した。実証期間は2022年7月から2023年3月末まで。

ネクステムズは宮古島に設置した太陽光発電（5MW）をはじめとした蓄電池、EVなどの分散型再エネ電源機器を実証フィールドとして提供する。これら分散型再エネ電源機器から、日新システムズが提供する電力需給制御システム「エリアアグリゲーションシステム」で情報を取得する。収集した情報は、NTTデータの情報流通基盤で電力の需要量や供給量等の可視化と地域単位での再エネ自給率の把握・分析を実証する。