伊藤忠エネクス子会社、石炭火力発電所でブラックペレット混焼試験実施へ

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使用予定の木質バイオマス燃料(ブラックペレット)(出所:伊藤忠エネクス)
使用予定の木質バイオマス燃料(ブラックペレット)(出所:伊藤忠エネクス)

伊藤忠エネクス(東京都千代田区)は6月9日、連結子会社である防府エネルギーサービス(HES/山口県防府市)が運営する石炭火力発電所において、2022年秋に木質バイオマス混焼試験を実施すると発表した。

この実証試験で使用するバイオマス燃料は、木質ペレットを半炭化した「ブラックペレット」で、石炭と混焼することでCO2排出量の削減が可能となる。混焼率は2.5%~10%で、現状の設備において混焼量を段階的に変動させて稼働状況の確認と各種データ採取を行い、CO2排出量削減のための本格運用に向けた検討を行っていく予定。対象設備はHES5号ボイラーで、試験の実施は10月を予定している。

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