グラスゴー金融同盟が新ネットワーク立ち上げ　アジアのネットゼロ移行を支援

金融機関のグローバル連合であるグラスゴー金融同盟（GFANZ）は6月9日、「GFANZ アジア太平洋（APAC）ネットワーク」の設立を発表した。今後は、同ネットワークを中心に、アジア域内の金融機関によるネットゼロ移行、地域全体でのネットゼロ・アクションを促進させる。

同ネットワークの責任者には、国連環境計画・金融イニシアティブ（UNEP FI）でアジア太平洋地域を担当した経験を持ち、新たにGFANZのディレクターとなった安井 友紀氏が就任する。同氏は、マーク・カーニー氏、マイケル・ブルームバーグ氏らで構成されるGFANZのリーダーシップチームと、新たに設置されるGFANZのAPAC諮問委員会のもとで指揮を執る。