ダイナミックプライシングとV2HでEV充放電を自動制御 実証結果を報告

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(出所:アークエルテクノロジーズ)
(出所:アークエルテクノロジーズ)

アークエルテクノロジーズ(福岡県福岡市)は6月9日、2021年度「蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業」の成果を発表した。今回の実証では、ダイナミックプライシングとV2H (Vehicle to Home)を組み合わせ、充放電の最適制御をAIで自動化する技術を開発。この成果を基に2024年に自律分散型のEMS(エネルギーマネジメントシステム)製品の市場投入を目指す。

実証実験は2021年12月~2022年1月に実施。今回開発した技術により、V2Hと電動車(EV)を接続しておくだけで、電力の市場価格が安い時間帯にEVの充電が行われるだけでなく、高い時間帯には市場からの電力購入を制限しEVから家庭等に電力が供給されるといった制御を自動で行うことが可能になったという。

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