東洋エンジ、ブラジルでディーゼル脱硫・水素回収施設を受注 現地関連会社と

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既設製油所全体像(出所:ペトロブラス ウェブサイト)
既設製油所全体像(出所:ペトロブラス ウェブサイト)

東洋エンジニアリング(TOYO/千葉県習志野市)は6月10日、ブラジル関連会社のトーヨー・セタール・エンプレエンジメントス(TSE)と、ブラジル石油公社(PETROBRAS/リオデジャネイロ)がヘプラン製油所(REPLAN)で計画する軽油水素化精製装置(63,000bpd)と水素回収装置(150,000Nm3/d)の増・新設プロジェクトを受注したと発表した。完成予定は2025年。

へプラン製油所は、1972年5月に設立されたブラジル最大の製油所(処理能力434,000bpd)。PETROBRASの同プロジェクトでは、S-10ディーゼル油(超低硫黄軽油) の生産量を63,000bpd増強し、同製油所で生産するディーゼル油を全量低硫黄化する計画だ。なお、S-10ディーゼル油は、脱硫処理により硫黄含有分10ppm以下に削減した環境負荷の低い軽油で、ブラジルでは2013年より導入されている。

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