テレワーク増加で首都圏のCO2排出量削減 車通勤減少で1日最大9.7%

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テレワークによる自動車通勤減小に伴う就業者1人1日当たり最大のCO2削減量(市区 町村別の2021年度実績及び実施意向ベース推計)。今後のテレワーク実施意向を踏まえると、さらにCO2削減の可能性があるとしている(出所:国土交通省)
テレワークによる自動車通勤減小に伴う就業者1人1日当たり最大のCO2削減量(市区 町村別の2021年度実績及び実施意向ベース推計)。今後のテレワーク実施意向を踏まえると、さらにCO2削減の可能性があるとしている(出所:国土交通省)

政府は6月10日、2021度首都圏整備に関する年次報告(2022年版首都圏白書)を閣議決定した。同白書によると、新型コロナの影響で自宅テレワーカーが増加しており、テレワーク率実績に基づき、車通勤減少によるCO2削減量を推計した結果、首都圏全体で1日当たり最大約2,337t-CO2(削減率9.7%)になると報告した。

市区町村別の自宅テレワーカー率や就業者1人当たりの平均自動車通勤距離などを基に、通勤時に自動車を使用している全自宅テレワーカーが、同日に在宅勤務した場合を想定し、1日当たり最大のCO2削減量等を推計した。

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