大王製紙など、使用済み紙おむつ→紙おむつに水平リサイクル 共同研究開始

大王製紙(東京都千代田区)とリブドゥコーポレーション(大阪府大阪市)は6月14日、ともに紙おむつを製造・販売する企業としてメーカーの垣根を越え、使用済み紙おむつのリサイクル事業に関する共同研究を開始すると発表した。同研究により年間6,000トンの使用済み紙おむつの再生利用と、年間約1,940トンの CO2排出量の削減を目指す。
共同研究では、使用済み紙おむつから構成部材のパルプ、ポリマー(高分子吸収体)、プラスチックを分離・回収し、それらを資源として、紙おむつの原材料に加工して再利用する「水平リサイクル」を目指している。recycleフローについても検討し、事業化の目処が立った後には、使用済み紙おむつのリサイクル処理工場の新たな建設も視野に入れ事業化計画の策定を進める。
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