デンソーら、建物内の空調設備でCO2を効率回収 共同技術検証開始

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CO2回収システム(設置イメージ)(出所:デンソー)
CO2回収システム(設置イメージ)(出所:デンソー)

デンソー(愛知県刈谷市)と大成建設(東京都新宿区)は6月13日、デンソーが開発したCO2回収システムを用いて、建物内の空調設備でCO2を効率的に回収し利活用する共同技術検証を行うと発表した。9月から開始する。

将来的に空調機の全排気量からのCO2回収を目指す

検証では、大成建設技術センター(神奈川県横浜市)内にある「人と空間のラボ(ZEB実証棟)」の会議室(面積:114m2、収容人数:57名)の空調設備に、「電界式」と呼ばれるCO2回収技術を採用したデンソー製のCO2回収システムを組み込む。「電界式」は、電極に電気を流してCO2を吸着させ、その電圧を変えることで離脱させ回収する方式をいう。

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