出光興産と東レ、「割り当て」方式でバイオマスプラ製造 10月から

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出光興産(東京都千代田区)と東レ(東京都中央区)は2月2日、国内初となるバイオマスABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン)のサプライチェーン構築で協業を開始すると発表した。

バイオマスナフサでCO2排出量を抑制

今後、出光興産がマスバランス(割り当て)方式のもと、バイオマスナフサ由来のバイオマスSMを製造し、東レがバイオマスSMを原料に、同社千葉工場でバイオマスABS樹脂を製造する。製造開始は10月の予定。日本国内でバイオマスABS樹脂を製造するのは今回が初めての取り組みとなる。

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