日本初、双日がレアアースの権益を獲得 豪州ルートで日本へ供給

資源エネルギー庁は3月7日、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC/東京都港区)と双日(同・千代田区)が、豪州企業のLynas Rare Earthsと、レアアース(重希土類)の日本国内供給に関する契約を締結したと発表した。日本がレアアースの権益を獲得するのは今回が初めて。
国内需要の3割程度に相当するレアアースを輸入
今後、ライナス社が生産するマウント・ウェルド鉱山由来の重希土類であるジスプロシウムとテルビウムの最大65%を日本向けに供給する。これは国内需要の3割程度に相当するという。