東レ、環境負荷を低減する新PETフィルム開発　車載用などで利用

東レ（東京都中央区）は12月15日、溶媒由来のCO2排出をゼロ化できる水系塗料や無溶媒塗料に対して、高い塗布性と強固な密着性を両立した新規PETフィルムを開発したと発表した。

同フィルムは製造時の脱炭素化が望まれている離型・粘着フィルムのほか、印刷・包装・車載などの用途で利用される予定だ。今後は2023年度中の国内工場での生産化を目指す。

製造過程のCO2排出削減に寄与する新素材

今回開発した新フィルムの特徴は以下のとおり。