畜産現場でメタン・CO2濃度を同時測定 牛からのメタン排出量推定が容易に

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(画像左)「サーモニ メタン CO2 プラス」専用センサー、(画像右)搾乳ロボットへの取り付け例
(画像左)「サーモニ メタン CO2 プラス」専用センサー、(画像右)搾乳ロボットへの取り付け例

北里大学発ベンチャーのライブストックジャパン(青森県十和田市)は、北里大学獣医学部 動物飼育管理学研究室(同市)と共同で、畜産の生産現場でメタンとCO2の濃度を同時に測定できる簡易モニタリングシステムを開発。12月20日から「サーモニメタンCO2プラス」として、研究機関などを対象に試験販売を開始した。

今回開発したシステムは、2022年7月に同社が発売した簡易メタンガスモニタリングシステム「サーモニ メタン」に、CO2ガスセンサーを付加したもの。センサー、ケーブルと専用のアプリで構成され、パソコンでアプリを起動して両ガス濃度を同時にモニタリングできる。

メタン排出削減の研究・取り組みを加速へ

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