三井不動産ら、国内最大・木造オフィスビル建設へ ペロブスカイト導入も

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西側低層部外観の完成予想パース(出所:三井不動産)
西側低層部外観の完成予想パース(出所:三井不動産)

三井不動産(東京都中央区)と竹中工務店(大阪府大阪市)は1月11日、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルが着工したと発表した。地上18階建・高さ84m。国内初適用となる木造・耐火技術を多数導入するほか、フィルム型ペロブスカイト太陽電池に関する実証実験などを行う。竣工は2026年の予定。

CO2固定量、約800トン見込み、CO2約30%削減

同計画は、国内最大・最高層となる地上18階建・高さ84m・延床面積約2万8000m2の木造賃貸オフィスビルを建設するもので、使用する木材量は国内最大級の1100m3超、CO2固定量は約800t-CO2>を見込む。躯体部分における建築時のCO2排出量については、同規模の一般的な鉄骨造オフィスビルと比べて、約30%削減できるとしている。

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