東レ、岐阜工場で有害物質トリクロロエチレンが土壌に漏洩 原因・対応を報告

東レ(東京都中央区)は8月6日、岐阜工場(岐阜県安八郡神戸町)構内において、有害物質であるトリクロロエチレンの土壌への漏洩が判明したと発表した。同社は岐阜県の指導の下、水質汚濁防止法に基づき対策と調査を実施し、それらの結果を同日、岐阜県に提出した。
原因は「配管溶接部の腐食」
岐阜工場では、人工皮革とポリエステルフィルムを生産している。漏洩の原因は、トリクロロエチレンを供給する屋外配管(架空、高さ5.1m)の溶接部の腐食で、この腐食により発生したピンホールから、圧送時に漏洩し、一部が下方の地面に浸透した。漏洩物の排出量は最大約10.1リットル(内、回収量5.1リットル)。
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