三機工業、国内最大の下水道施設で消化ガス発電 年間約3171万kWh

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(出所:東京都)
(出所:東京都)

東京都は1月19日、大田区にある下水道施設「森ヶ崎水再生センター」での消化ガス発電事業者として、三井グループの総合設備建設会社である三機工業(東京都中央区)を選出したと発表した。消化ガス発電事業に必要な施設の設計、建設および維持管理などを委託する。

GHG排出量、年間1万tの削減効果

同事業は、下水道局における2030年カーボンハーフと、2050年ゼロエミッションの実現を目的に実施するもの。

同社の事業計画によると、国内最大の下水処理施設である同センターの約3割に相当する、年間約3171万kWhの電力を供給し、GHG排出量は年間1万367t-CO2の削減が見込まれている。なお、化石燃料を用いずに供給できる想定熱量は33万3883MJ/日、想定電力コストは16.7円/kWh。

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