鹿島、建設現場で残コン・戻りコンゼロとCO2削減両立 CO2固定率2割向上

鹿島(東京都港区)は8月23日、建設現場で発生する残コンクリート(残コン)と、戻りコンクリート(戻りコン)を、CO2(液化炭酸ガス)を利用してゼロにするシステムの機能を向上させ、残コン・戻りコンから抽出した処理土にCO2を固定する効率を20%高めることに成功したと発表した。
同社が熊本県で施工中のJASM新築工事にて、2022年12月から性能確認などの各種実証試験を経て、同システムを2023年2月から4月まで現場で実運用した。その実運用で今回、取り出された骨材は、現場内の通路に再利用している。
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