大阪ガス、リユース電池による「系統用蓄電池」実証へ

  • 印刷
  • 共有
実証機のイメージ(20ft コンテナ、6,058×2,438×2,591mm)(出所:大阪ガス)
実証機のイメージ(20ft コンテナ、6,058×2,438×2,591mm)(出所:大阪ガス)

大阪ガス(大阪府大阪市)は9月14日、蓄電池の制御技術を持つNExT-e Solutions(NExT-eS/東京都世田谷区)と資本業務提携し、モビリティ由来のリユース蓄電池を活用した「系統用蓄電池」の事業化を目指すと発表した。第一弾として2023年3月から、電気自動車(EV)リユース蓄電池などで構築した蓄電池システムによる実証試験を開始する。

実証試験では大阪府内の東京ガス敷地内で、EVとフォークリフトから回収したリユース品と新品の蓄電池を使用して蓄電池システムを構築し、劣化状況が異なる蓄電池を組み合わせて運転した際のリユース蓄電池の有効性を検証する。検証には、NExT-eSの制御技術と大阪ガス100%子会社であるKRIの劣化診断技術を活用する。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事