国内完全人工光型植物工場、2028年度に240億円に拡大　民間調査

矢野経済研究所（東京都中野区）は7月18日、国内における完全人工光型植物工場の運営市場を調査した結果のサマリーを発表した。

この調査サマリーによると、完全人工光型植物工場の撤退や再編の動きから2022年度以降は減少傾向にあるが、2025年度以降は再び増加基調に転じる見込み。今後、植物工場産野菜の需要は拡大傾向で推移する見込みで、既存の完全人工光型植物工場の稼働率も高まる見通し。これに伴い、市場は増加傾向で推移し、2028年度の完全人工光型植物工場におけるレタス類の運営市場規模は240億円になると予測する。