太陽光発電設備のケーブル盗難が多発 JPEA「防犯強化を」

太陽光発電協会(JPEA/東京都港区)は2月13日、近年、太陽光発電システムでのケーブル盗難事故が全国的に多発していることを受けて、注意喚起を行うとともに、対策例を示して、防犯対策の強化と保守運営の再点検などの対応を求めた。
ケーブル盗難は、これまでの被害では、特に夜間、人が近づきにくい設置環境で、中規模から大規模の発電設備に多く見受けられると言われている。同協会では、ケーブル盗難について「事業者にとっての損失だけではなく、近隣住民の防犯に対する懸念や再エネ電力の供給停止など、エネルギーの安定供給や地域の安心・安全の面でも無視できない問題だ」と指摘する。