北九州市、熱エネルギーを企業間で融通 IHI・日本IBMが実証へ

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(出所:IHI)
(出所:IHI)

IHI(東京都江東区)と日本アイ・ビー・エム(同・中央区)は1月18日、熱エネルギーの脱炭素化によるCO2排出量削減に向けて、北九州市内で実証を実施すると発表した。熱の可視化・機器の最適運転、企業間やエリアでの熱エネルギー融通など、地域内でエネルギーを融通する先進的な仕組みを構築する。

実証とともに、GX人材育成や新規事業開発を支援

また、今回の取り組みでは、2022年11月に設立されたIBM九州DXセンター(福岡県北九州市)が、産官学共創の推進とGX人材育成や新規事業開発支援、熱マネジメントに必要なITソリューション開発などにおいて実証・事業化を推進する。

IBMのコンサルティングでは、サステナビリティ領域において、戦略からレポーティング、エネマネのプラットフォーム構築、エコシステム形成まで総合的に支援。地域における活動拠点として、IBM地域DXセンターを2022年から全国7カ所に開設し、DX推進やイノベーション創出に取り組んでいる。

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