MHIETの発電用ガスエンジン試験機、水素混焼率50%まで安定燃焼

三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET/神奈川県相模原市)は11月1日、5.75MW発電用ガスエンジンの単筒試験機において、水素混焼率50%(体積比)までの安定燃焼を確認したと発表した。今後は、プラント補機や制御仕様なども含めた生産化に向けた仕様を決定し、2025年度中の商品化を目指す。
空気過剰率などを調整し安定燃焼を実現
同社の発表によると、今回の実証試験では、水素混焼により燃焼が早くなることで、ノッキングやプレイグニッションが発生する課題に対し、空気過剰率などの調整による安定燃焼に取り組んだ。
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