住友商事、CDRクレジット創出 日本企業への販売も視野に

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バイオガスプラントの写真(出所:住友商事)
バイオガスプラントの写真(出所:住友商事)

住友商事(東京都千代田区)は1月22日、炭素除去のスタートアップ企業であるノルウェーのInherit Carbon Solutions ASに出資したと発表した。Inherit社のCDR創出ノウハウを活用し、CCUSビジネスをグローバルで展開する。

カーボンクレジット創出事業のノウハウ取得へ

CDRとはCarbon Dioxide Removalの略で、CO2除去、つまり大気中のCO2を除去することを指す。カーボンニュートラルの実現には、削減手段を講じても排出量ゼロが実現困難な排出量を相殺するCDRの導入が不可欠とされる。

Inheritは2021年の設立以来、北欧におけるバイオメタン生産者との豊富なコネクションやCO2貯留層の利用権を活用し事業を展開。2025年からはCDR由来のクレジット発行拡大を目指し、すでにMicrosoftなどとの販売契約を締結している。

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