【北米】米シェブロンら、炭素回収・除去企業のスヴァンテに出資
米国石油大手シェブロングループのシェブロン・ニュー・エナジーズ(CNE)は12月15日、炭素排出削減が困難な産業に炭素回収の技術を提供するカナダ企業のスヴァンテへの出資を行ったことを発表した。CNEはリード投資家となり、同社の経験と専門知識を生かしスヴァンテを支援する。出資の総額は3億1800万ドル。同資金によりスヴァンテの炭素回収技術を加速させる。
スヴァンテは設立以来、構造化吸着床(フィルター)を用いた炭素回収・除去技術を開発してきた。今回の資金は、バンクーバーにあるフィルター製造工場の運用に使用される。同施設には、年間何百万トンもの炭素を回収できる量のフィルター製造能力があるという。
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