キヤノン、プリンターや複合機に再生鉄を採用へ 自社回収機から鉄材料を提供

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製品に使用する再生鉄・加工前(出所:キヤノン)
製品に使用する再生鉄・加工前(出所:キヤノン)

キヤノン(東京都大田区)は1月17日、2025年に発売するプリンティング製品の一部から、再生鉄(電炉鋼板)を導入開始すると発表した。対象となる製品は、オフィス向け複合機、家庭用インクジェットプリンター、大判インクジェットプリンター、商業印刷機など。今後、再生鉄を採用する製品を順次拡大していく。

新規資源の投入量を減らし資源循環率を高める CO2排出量は5分の1

再生鉄である電炉鋼板は、使用済み製品から回収した鉄スクラップを原料として電気炉(電炉)で製造するリサイクル材料。一般的な高炉鋼板(鉄鉱石を原料とする鋼材)と比較して製造時のCO2排出量が約5分の1に抑制される。

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