住宅用太陽光の余剰電力を活用して重伝建地区を脱炭素化、北陸電力・石川県

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重要伝統的建造物群保存地区「ひがし茶屋街」(石川県金沢市)(出所:PIXTA)
重要伝統的建造物群保存地区「ひがし茶屋街」(石川県金沢市)(出所:PIXTA)

北陸電力(富山県富山市)は6月11日、景観上の理由から太陽光パネルの設置が困難な金沢市の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)において、石川県内の住宅用太陽光発電設備で発電された余剰電力を活用した再生可能エネルギー電力を供給する取り組みを開始すると発表した。県内における住宅用太陽光発電設備の普及に加え、歴史的なまちなみの保全と脱炭素化の両立を図る石川県初の取り組みとなる。

重伝建地区の脱炭素化モデル構築へ

この取り組み「いしかわ県民太陽光でんき」は、石川県、金沢市、北國銀行(石川県金沢市)と連携して実施するもの。石川県の「住宅向け太陽光発電設備普及促進事業費補助金」を活用して、県内の重伝建地区を脱炭素化するモデルを構築する。

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