東京都、気候変動を踏まえ河川施設の洪水対策を強化 整備方針策定

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東京都は12月18日、気候変動を踏まえた中小河川の洪水対策や低地河川の高潮対策などの整備方針を示した「気候変動を踏まえた河川施設のあり方」を策定し公表した。平均気温2℃上昇を考慮した整備目標を定めるとともに、2100年時点においても有効な施設をつくるための整備手法や整備の進め方などが整理された。

目標整備水準を引き上げ、水害対策を強化

中小河川の洪水対策では、「将来の気候変動により増加する降雨に対して河川からの溢水を防止する」ため、目標整備水準を「気候変動を踏まえた年超過確率1/20の規模の降雨」に引き上げ、優先度を考慮しながら水害対策の強化を図る。また、治水効果の早期発現のため、既存調節池の改造など既存ストックを最大限有効活用した効率的・効果的な対策を推進する。

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