三井物産ら、グリーン水素活用で港湾を脱炭素へ 英ティルブリー港で調査

  • 印刷
  • 共有
英国Tilbury港(出所:Port of Tilbury社提供)
英国Tilbury港(出所:Port of Tilbury社提供)

三井物産(東京都千代田区)は7月7日、ドイツの大手エネルギー会社RWE Generation SE傘下のRWE社と、英国ティルブリー港の港湾オペレーターPort of Tilbury社との間で、ティルブリー港でのグリーン水素を用いた脱炭素化に関する実現性調査を目的に、覚書を締結したと発表した。

今後10年以上にわたり段階的に10万kW規模の水素製造設備を開発

同取り組みでは、港湾荷役機械を水素燃料電池化する実証実験に向けた調査、湾内外のグリーン水素需要に関する調査、商業化を見据えた1万kW以上の再生可能エネルギー由来のグリーン水素製造などの検証を共同で行う。同検証は、今後10年以上にわたり段階的に10万kW規模の水素製造設備を開発し、港湾を中心とする脱炭素化を視野に入れたもの。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事