大阪・関西万博に向けた脱炭素技術開発・実証事業に12件を採択

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(出所:大阪府)
(出所:大阪府)

大阪府は6月28日、2025年に開催される大阪・関西万博での披露を目指し、大阪府域で行うカーボンニュートラルに貢献する最先端技術を使用した最終製品・サービスの技術開発・実証事業に12件を採択したと発表した。リニューアブルディーゼル(RD)を活用した建設・輸送分野での脱炭素化の実証、小型分散型ケミカルリサイクルシステム構築の開発・実証などを選定した。

水素、次世代燃料、CO2回収、再エネ、省エネ、リサイクル分野の12事業が選定

同事業は、大阪・関西万博の機会を活かし、カーボンニュートラルに資する最先端技術の開発・実証にチャレンジする企業を後押しするもの。2022年度より大阪府が実施している。補助金の対象となる事業は、社会にインパクトをもたらすとともに、万博後に府内の中小企業を巻き込んだビジネス展開につながる、挑戦的な取り組み。

補助金額は、事業1件につき補助対象経費の3分の2に相当する金額以内で、上限額は1億5000万円(下限額は1000万円)。今回の交付決定金額(総額)は8億円。

選定された12件(新規、継続)は以下の通り。

水素

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