石川県立大発のベンチャー、廃棄野菜からガス・電気を生成 スーパーで実証

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(出所:石川県立大学)
(出所:石川県立大学)

石川県立大学は1月9日、同大学発のベンチャー企業である環境微生物研究所(石川県野々市市)が、廃棄野菜からガス・電気をつくる実証実験を開始すると発表した。

牛のメタン生成プロセスを基に、メタン発酵システムを構築

具体的には、PLANT(福井県坂井市)が運営する石川県内のスーパーマーケット「PLANT3 川北店」で廃棄される野菜クズを発酵し、メタンガスと電気を生産する。

実証に使用される「ルーメンハイブリッド型」メタン発酵システムは、草を食べる牛の胃袋(ルーメン)でメタンが生成されることをヒントに、同社が開発したもの。今回の実証では、店舗バックヤードに装置を置き、デジタル技術による遠隔管理を試みるとしている。

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