凸版印刷、ICP制度を導入 社内炭素価格は130米ドル/t-CO2

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凸版印刷(東京都文京区)は3月3日、2023年度の設備投資から、「インターナルカーボンプライシング(ICP)制度」を導入すると発表した。社内炭素価格は130米ドル/t-CO2(導入時)。設備投資によるCO2増減量に対し、社内炭素価格を適用し、CO2削減効果の高い施策に優先投資する。

ICPとは、CO2排出量を仮想的にコスト換算し、投資判断の基準のひとつとすることで、環境負荷の低減を促進する仕組み。同社は2021年1月に、環境課題への長期的な取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を策定し、2050年度に「温室効果ガス排出実質ゼロ」を目指すことを宣言している。ICP制度を導入することで、この目標達成を加速させる。

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