浮体式洋上風力発電、実証の候補エリア4区域を選定 北海道石狩市浜益沖など

資源エネルギー庁は10月3日、グリーンイノベーション基金(GI基金)事業で行う浮体式洋上風力発電の実施候補区域として、「北海道石狩市浜益沖」「北海道岩宇・南後志地区沖」「秋田県南部沖」「愛知県田原市・豊橋市沖」の4区域を選定したと発表した。このほか、セントラル方式に関して新たに3区域を選定したほか、「促進区域」に2区域、「有望な区域」に1区域を追加したことも併せて発表した。
GI基金事業については今後、実証事業を行う事業者を公募する。事業者は、4区域のなかから実証を行う場所を選択し実証の実施計画を作成。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が審査し、最終的な実証事業者および区域(2箇所程度)が決定する。
セントラル方式の新規調査、2024年度開始
セントラル方式とは、案件形成の初期段階から政府や自治体が関与し調査などを行うといくもの。
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