石炭火力発電排ガスから、固体吸収法でCO2分離・回収 川崎重工が試験設備

川崎重工業(兵庫県神戸市)と地球環境産業技術研究機構(RITE/京都府木津川市)は10月3日、国内で初めて、石炭火力発電所の燃焼排ガスから固体吸収材を用いてCO2を分離・回収する省エネルギー型試験設備の運転を開始すると発表した。
同試験設備は、関西電力(大阪府大阪市)の協力を得て、同社石炭火力舞鶴発電所(京都府舞鶴市)内に建設したもの。川崎重工が設計・建設を担当した。RITEが開発・製造した固体吸収材を循環させてCO2を分離・回収する。
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